marketing blog

SAKUSEN TOKYO/堀昌之のマーケティング所感と考察。その他ビジネスもろもろ。

問題と課題の違い

久々のブログです〜。

クライアントさんや広告代理店で打ち合わせをしているときに、
最近よく「??」になることがありまして。
特に若い方々なんですけれど、
<問題>と<課題>をごっちゃにして使っている人が時々います。
「それは、問題じゃなくて課題だろ」とか
「それは課題じゃなくて問題だろ」っていう風になってしまうんです。
僕は言葉をなるべく正しく使いたい人間なので、
なんだかそれがちょっとキモチワルイんですね。

で今日は問題と課題の違いというか、正しい使い方をここに書いてみますね。
以下、御覧ください。

スクリーンショット 2015-05-31 18.08.13

というわけなんですね。
もちろんマーケティング業界やコンサル業界では、この定義に基づいて
議論されることが多いので、ここの定義を間違えたまま使ってしまうと、
ちと恥ずかしい思いをしてしまう可能性があります。

もうちょっとわかりやすく説明しますと。
例えば、
贅肉の付き過ぎで体重が理想体重よりも50kgオーバーしている、
50歳の男性がいるとします。

お医者さんからは、このままだと
「心筋梗塞になる可能性が高い」と言われています。
あるべき姿は、50kg少ない健康的な状態です。

で、<問題>は、あるべき姿と現状の差異なので、
この人の問題は「太りすぎていて、健康状態が悪化している」ということになります。

では<課題>は何か?
課題は問題を解決するために、するべきことを意思表明したものになりますので、
「理想体重まで、体重を落とす」ということになります。

ここでお気づきの人もいると思うんですが。
実は課題を設定できないと、具体的なアクションプランが策定できないんですね。
課題は「体重を落とす」ことですので、体重を落とすために具体的にやるべきことを設定できるんです。

例えば、①スポーツなどでカロリーを消費する ②接触、絶食などでカロリーを摂らない ③手術で贅肉を除去する
など、課題を設計できていれば、具体的な打ち手に結びつきやすいわけです。
「太りすぎて、健康状態が悪化している」という<問題>からは具体的なアクションプランが導き出しにくんです。
(もちろん導けますが、課題を明確化したほうが、アクションプランは間違いなく導きやすいです)

マーケティングには必ずゴールがあります。そして、今の現状があります。
ゴールと現状の間にある<問題>をきちんと抽出すること、
そして、その問題を解決するために、するべきこと<課題>を設定すること。
ゴール➤現状➤問題抽出➤課題設定。この4つのステップを踏むだけで、
マーケティングプランの精度もあがりますし、何よりスピーディにプロジェクトを進めることができます。

是非、お試し下さい〜(そんなことはもうやっているよ!という方もいらっしゃいますよね。。)

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